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人種の坩堝

ニュージーランドにはさまざまな人種の人が住んでいるとは聞いていましたが、わたしが最初に過ごしたオークランドはそのいい例でした。

到着日の翌日から学校だったため、さっそくオークランドのメインストリートであるQueens Streetを見ることが出来たのですが、放課後人でいっぱいの道を歩いていると目に入るのは半数が黒い頭髪を持った頭、頭、頭…。日本人、韓国人、中国人はもちろん、インドや中東出身らしい人々も、Maori(マオリ)といわれるNZの先住民の方や、周辺の島々から来たアイランダーといわれる方々も黒い髪をしています。
そのため耳をすまさなくとも入ってくるのはたくさんの英語以外の言語です。NZの公用語となっているのは、もちろん英語と、マオリ語、それとNZの手話なのですが、それ以外の言語が街にはあふれかえっています。

日本に居たならこれだけたくさんの人種の人たちに毎日会うこともなかったでしょうし、ましてや一緒に働くなんて考えも出来なかったでしょう。たくさんの人に囲まれて、総じて日本人は好かれていると思えましたが、それ以上に人種でなく個々をとても大事にしているのだと感じました。それでも人種差別が全くないということではありません。ただ、そんな一部の頭の固い人たちのことを忘れてしまうほどNZの人たちが与えてくれた優しさはわたしにとってとても大きなものでした。

知らない人でも目が合えばどちらともなく笑いかけることや、スーパーのレジでのあいさつ、夜にはルートを外れても家の前まで送ってくれるバスの運転手、バス停で待ち合わせた人とのおしゃべり、全部がわたしの平凡な日々におこったことです。こんな平凡な日々をこれからNZに来る人にも是非味わってもらいたいと思っています。
2007年08月17日(金) written by キゥイ from (ニュージーランド)
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