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ドイツの家庭事情

ドイツに暮らしてからよく聞くのが、ここには結婚していない子供連れペアが多いということ。どんなに長く一緒に暮らしているペアでも、子供が出来ても、独身扱いの所得税が高額であっても、籍を入れる結婚はしない、という頑固な考えのドイツ人が多いことに気が付きます。それは、責任重大な結婚を避けたいドイツ人男性も多く見られるからとも言えるのですが、男性に経済的に頼りたくないという考えの強いドイツ女性も多いということも理由にあげられると思います。籍を入れていないペアは多く、一緒に住んでいる彼女または彼のことはパートナーと呼ぶことが多い。妻や主人と呼ぶのではなく、ドイツ語でいうとガール(ボーイ)フレンドと呼んでいるし。

それらのペアが悲しいことに別離してしまうと、(子供がまだ1歳未満であるケースも多い)子供はお母さんとだけ暮らすのではなく、週末だけとか、1ヶ月の半分の2週間など、お父さんとも一緒に過ごすいうのが一般的です。友人の息子さんは13歳になりますが、1ヶ月の内2週間をお父さんのところで暮らすという生活をもう6年以上もしています。彼はいつも旅行に行くのと同じでリュックに荷物をたくさんもってきて、お父さんのところに用意された勉強机とベット込みの自分の部屋で過ごします。夏休みなどの休暇の過ごしかたは、パパが休暇を取る期間はパパとイタリア旅行に、ママが休暇の時はママと一緒にスペインへ、そういう感じでしょうか。ドイツの旅行パッケージには子供と大人一人分のパッケージ料金もあったり、子連れ狼用?特別旅行パッケージプランもあったりします。パパとママが一緒に住んでいなくても、一緒に子育てをしていくということ。後腐れのないドイツ人のことだからそういうことが出来るのかもしれません。

父親は子供や子供の母親(前の妻、またはガールフレンド)に養育費も相当な額を支払っていると聞きます。それでも、別離するペアは減りません。別れても、懲りずに?また彼女や彼氏をすぐに見つけて、新しい家庭を形成しているケースが多いです。自分と血縁関係のない彼女の元彼の子供や彼の元彼女の子供と一緒に暮らすことも普通です。女友達の一人は、前夫との間の子供と現在の夫との間の子供、計二人の女の子と、現在の夫と一緒に暮らしています。
2007年06月26日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
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