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200705111819

車椅子にも優しいクラブ

車椅子にも優しいクラブ

テクノ系のクラブは無数にありますが、先日川景色のきれいなクラブに友人が働いていたということもあり足を運びました。行った時間は夜の1時頃で、音と光の洪水のなか楽しむ人々がたくさんいるといういたって通常の場内で私もお酒片手に踊っていました。すると、見知らぬ人に腕を持たれ「ちょっと」と気をつけて的な合図が。

暗めの照明の中なので最初何のことだか分からなかったのですが、後ろを振り向くと車椅子に乗った男性が通ろうとしてる姿がありました。私は日本でもドイツでも何度もクラブには足を運んでいましたが、身障者の方にクラブ内で出会ったことは初めてで、かといってその車椅子に乗った男性はとても自然な感じで、踊ってる他の人達も「あ、通してあげようね」という非常に自然な対応で珍しいものを見る目線は全くないといった対応でした。それを思えば気付かずに通行の邪魔をするかのようにガッツリ踊っていた自分がなんて「すいません、、(汗)」な人だったか、、


この光景は私にとってとても新鮮であり、さすが環境先進国ドイツのバリアフリーへの国民の意識も感じ取ることができた瞬間でした。そしてどんなハンディキャップを背負ってても人生を楽しむということは大事だし素敵なことだな改めて思いました。この車椅子の男性が真夜中でもクラブで楽しんでいるのを見ていたら、私たち健常者が日常生活での些細な悩みからプチ引きこもりになったりしてる場合じゃないかもなぁ、なんて少し勇気づけられたような一夜でした。
2007年05月11日(金) written by mosch from (ドイツ)
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