ブラックにミルクを入れて！？ | オーストラリア

ああ、この街に住んでいるんだな…
なんてひたりつつ、カフェテラスでまったりすごすのも滞在者の至福の時間。きこえてくる英語に耳をかたむけたり、日記を書いたり、勉強したり。もちろんここPERTHにも、駅裏にそれは立派な図書館があるのだが。

パース中心部、マレーストリート沿い３階にある、通りを見下ろすテラス席。乾いた空気のなか下の通りから聞こえる音楽は、大道芸のショーや、ピアノの音。賑やかなこの席も、そんな心地よい音に包まれ、意外と勉強もはかどる。

ノースブリッジ、スビアコ、フリーマントル、ビーチなど各エリアにお気に入りのカフェを見つけることは、そう難しくはない。

オーストラリアには沢山のコーヒーの種類がある。

コーヒーをいれてくれるというホストマザーに「ブラックにミルクをいれて」と言って笑われた。「それはホワイトっていうの！」だそうだ。
フラットホワイトというミルク入りコーヒーは、飲みやすくおいしい。

カプチーノやカフェラテはご存知のとおり、カフェモカも想像がつくだろう。
だが、ロングブラック、ショートブラックとはなにか。想像を裏切るほどではないが、ロングブラックはエスプレッソに少しのお湯が入っている。ショートブラックは、まさにそのエスプレッソ。そしてエスプレッソに少しのミルクが入ると、マキアートとなる。

Vienna「ヴィエナ」と呼ばれるのは、いわゆるウインナーコーヒー。味は濃厚。
バニラアイスに熱いエスプレッソがかかった、大人のデザートのようなアフォガートは、アイスのおいしさが決め手。

気をつけたいのがアイスコーヒー。ミルク入りで、アイスクリーム、さらには生クリームまでのって、コーヒーデザートのような感覚。
アイス抜き、クリーム抜きにも応じてくれるので、お好みで。

「おはよう、今日もいつもの？」と聞かれたら、もうすっかり住人だ。