PageTopワーホリネット | ワーキングホリデーとは
201012173660

イギリス人は忍耐強い?

イギリスでは人が列を作って並ぶことをキュー(queue)と言います。クリスマスが近づくと、イギリスの郵便局は離れた家族や友人にクリスマス・カードやプレゼントを贈る人々で一杯になり、郵便局からはみ出てしまうくらいの長蛇の列ができます。

そして、デパートやお店のレジや試着室にもクリスマス・ショッピングをする人々の長蛇の列が。とにかく、この時期はどこに出かけても、何かと時間のかかる季節でもあります。

イギリス人の並んでいる間の時間の潰し方といえば、本を読んだり、解きかけの数独を解いてみたり、前後の人たちとおしゃべりを始めたりというような具合で、日本人の私からから見てもイギリス人は割と待つことが上手だなと思える国民です。いざという時に手持ち無沙汰にならないために、本や数独を予め、カバンにしのばせているという人はかなりの確率でいると思います。

先日、イギリス人がどれくらい列に並んで待っていられるのかを調査した面白い記事を目にしました。ある統計によると、スコットランド人は平均10分6秒、列に並べるという結果が出たそうです。お隣のイングランドはというと、10分42秒。イングランド人の方がちょっとだけ辛抱強いみたいですね。

「辛抱強い国民」というイメージがなんとなく定着しているイギリス人ですが、現代のイギリス人は何ごともオンラインで済ませることに慣れてしまい、昔ほど忍耐力がないという説も。イギリスでは実に10人に8人がインターネットで買い物をし、インターネット・バンキングを使って光熱費などの支払いをしているそうです。

最後にイギリス全国でもっとも忍耐強いのはどこの都市の人々でしょう?答えはロンドンナー。平均12分12秒だそうです。
2010年12月17日(金) written by Miyo from (イギリス)
Comment(0)


イギリス関連の記事

この記事へのご感想は以下のフォームからどうぞ

お名前 [必須入力]
コメント [必須入力]
5000文字まで。(コメントにリンクは書き込めません。)
※記事の内容に沿わないコメントはお控えください。
※質問やお問い合わせはお控えください。