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200901232624

記録的な大雪のミラノ

記録的な大雪のミラノ
スカラ座も雪で真っ白!
この冬イタリアは、特に北イタリアは記録的な大雪に見舞われ、積雪に慣れていない都市ミラノでは大混乱の年明けになりました。
記録的な大雪のミラノ
車も雪に埋もれて・・・
1月6日から7日にかけて降雪が続き、学校や会社が始まる7日の朝、起きてビックリ!一面が雪景色。
ミラノは毎年、零下2℃程度の寒さにはなりますが、雪が降ったり、ましてや積もったりという事はほとんどありません。
霧はよく出るのですが、雪は本当に「稀」な事です。
それがミラノ市内で34cmの積雪を記録し、郊外では50cmも積もったところがありました。
記録的な大雪のミラノ
一面の雪景色
学校は急遽、休校になり、交通機関も全てマヒ状態に陥り、電車も15%が運休、なんとミラノのハブ空港マルペンサも終日閉鎖という事態になり、出社できない人もたくさんいました。
そして雪に慣れてないミラネーゼ。
けが人が続出し、それでも病院までの車が雪で確保できず、歩いて病院まで・・・という最悪の状況も伝えられ、本当に一時パニック状態という感じでした。
1985年には70cm〜1mもの積雪を記録したミラノ。
前世紀最大の積雪と言われていますが、今年はそれに次ぐ積雪ともニュースで伝えられました。

記録的な大雪のミラノ
バスがストップし、歩く人々
また除雪作業に大量の「塩」が使用され、ミラノだけでも3日間で4000トンの塩が使われたそうです。これで一時、塩の値段も高騰し、また塩不足という異常な事態にも陥りました。
どこの国でもそうでしょうが、都市部は本当に気候に左右されやすく、また混乱するものです。
この原稿を書いている1月19日現在も、まだ雪が所々に残っていて今年の冬の厳しさを感じます。
2009年01月23日(金) written by Maliarda from (イタリア)
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