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Red Nose Day

イギリスでは、3月16日は「Red Nose Day」、いわゆる「チャリティーDay」でした。
なぜRed Nose Dayなのかというと、その名の通り、スポンジで出来た赤い鼻を付けるんです!大抵£1でスーパーなので手に入るのですが、この収益金はチャリティー財団「Comic Relief」へ寄付されます。

私の仕事先は、普段はシャツ+フォーマルパンツという服装の規定があるのですが、この日だけは別!赤いTシャツ、赤いシャツを着よう!と推進されるほど。しかも鼻まで付けちゃいます、仕事中なのに!

この日は、BBCで大々的に特別番組が組まれて放送されます。
アフリカの貧困の中の子供たちの話や、ドメスティックバイオレンスに悩まされる女性の話。世界中の恵まれない人々の話が放映され、これらの人たちを救うのにどれだけのお金が必要か具体的に表示もされます。
たとえば、アフリカではマラリアで30秒に1人の子供が亡くなっているそうです。この子供を救うのに、必要なお金は£2.5。
日々何気なく買っているコーヒー一杯で命が救えるとしたら。
こういった具体的な問いかけが次々に番組のなかでなされていきます。私も、本当に深く考えました。自分に何が出来るのか。
日本でも似たようなチャリティー番組がありますが、Comic Reliefはもっと具体的でダイレクトです。目を避けたくなるような映像も流します。個人的には、目を逸らさず現実を知ることは絶対に必要だと思うので、すごくいいことだと思います。

そして、日本人の私が何より驚いたのは、このチャリティーで集まった金額です!!なんと・・・90億円超・・・!!日本のチャリティー番組では1億数千万円とか、そのくらいの金額だったように思います。もちろんそれでも十分素晴らしいのですが、イギリスでは桁外れの金額が集まるんです。チャリティーに対する意識が日頃から驚くほど高いのを感じます。TVを見ていても、チャリティー財団のCMを非常によく目にします。
こういうところは、日本も大いに見習いたいですね。
2007年03月27日(火) written by Betty from (イギリス)
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