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イタリア芸術 優美な女性像に触れる贅沢な時間

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Le Tre Grazie
ミラノの王宮博物館(Palazzo Reale)で2008年6月2日まで「アントニオ・カノーヴァ展」が開催されています。

カノーヴァといえばイタリアの彫刻家として、新古典主義の代表として世界各地にファンがいるとても有名な人。
彼は1757年イタリアのヴェネト州で生まれました。
その人生の多くの時間をローマで過ごし、1822年に亡くなっています。
彼の作品の中でも素晴らしいのはその優美な女性像。
そして固い大理石のはずが、彼の手にかかるとドレスのドレープまでが、まるで絹のように滑らかに流れているように見えます。

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Maddalena Penitente
そして特にロシアの歴代皇帝が彼の作品を好み、サンクト・ペテルブルグにある「エルミタージュ美術館」に多く所蔵されています。
今回のミラノの展覧会はこのエルミタージュ美術館から借りてきた7点のカノーヴァの代表作をメインに40点が展示されています。

普段はなかなか入る事のできない王宮のそれぞれの部屋に見やすいように配置され、美しい白い裸体(大理石)がほんのりと浮かび上がるように間接照明があてられ、ほどよい音量でクラシック音楽が流れる空間になっており、そこにいるだけで贅沢で静かな気分が味わえます。

特に「三美神」(Le Tre Grazie)は広い空間にそれらだけが配置され、どの角度からも見られるようになっています。
カノーヴァの目指した「美」と滑らかなライン、大理石の透けるような白さが
重なり合ってなんとも言えない美しさ。ゆっくりとソファーに座って静かに作品を眺められるようになっています。

この時期にミラノに来られる方は是非足を運んでみてください。
2008年04月18日(金) written by Maliarda from (イタリア)

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