PageTopワーホリネット | ワーキングホリデーとは
200705291840

欧州建築

別ウインドウで表示

フランスの町並みを初めて歩くと、その整然とした石造りの都市風景に圧倒される人が多いと思います。観光都市パリでは散らかった路上はともかく、景観こそ命とばかりに町並みには厳しい規制が課せられています。日本では何かと殺風景なガラスとコンクリートのビルからポストモダンな建築物で華やかになっても、どれも異彩を放ち、下品でさえあるため街の景観など考えてた都市設計などないようです。

パリでの町並みは建築物の高さや風合いに一貫性があるためでしょうがもちろん中には比較的新しいものから築数100年という物件まであります。もはや空き地のないパリ市内では新規物件はほとんど存在せず、ほとんど建替えということになります。建替えには既存の建物を完全に解体して新たに建てる場合もありますが、頑丈な基礎部分だけを残して外装、内装をやり直すような方法、逆に綺麗な石造りの外装をよく保存しつつ構造部を変えるという方法もあるようです。

別ウインドウで表示

地震のないパリでは、建築物の構造が日本に比べて華奢に見えます。建築方法や建材もかなり違います。日本で6-7階建てとなれば初めに鉄骨が建つものですが、ヨーロッパ式ではいきなり鉄筋コンクリートの耐力壁がたち始めます。鉄筋を挟んだ鋼鉄製の型にコンクリートを流し込み1階分の壁を作り、固まったら型をあけ今度はその型をその上に置いての上の階の壁を作るように、まるで積み木のように積んでいきます。

そんな近代的な鉄筋コンクリートの住居は断熱もよく快適ですが、石壁の美しいパリの住居も何か魅力的でしょう。しかし現実は厳しいもので、築100年強の物件はよほど手入れが入っていないと悲惨なものです。電気、水周りはもちろん、窓や戸からの雨漏りの危険もあります。
2007年05月29日(火) written by ichigo 『フランスで暮らす』 from (フランス)

Comment(0)


フランス関連の記事

この記事へのコメントは以下のフォームからどうぞ

お名前[必須入力]
E-Mail
ホームページ
コメント[必須入力]
5000文字まで
※記事の内容に沿わないコメントはお控えください。