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映画天国!

このユーロ高の折、目にするものすべてが高く感じる今日このごろ。けれど、映画・舞台・美術などの文化・娯楽方面は別。金持ちさんだけでなく、ビンボーさんも大いに楽しめる街がパリなのです。

たとえば、毎月第一日曜日。この日は国立&市立の美術館が無料で開放されます。また市内に無数にあるギャラリーにふらっと入れば、思わぬすてきな出会いがあることも。
舞台に関して言えば、ガルニエ、バスティーユ両オペラ座の最安席は5ユーロ。
日本同様、各劇場、各公演によってチケットの値段の差はあるものの、一般的に最安席はだいたい15〜30ユーロ程度で購入可能です。もちろん楽しみ方は、その時々、人それぞれ。100ユーロ払って良い席で観たいときも、20ユーロでいろんな舞台を味わいたいときもあるでしょう。パリの舞台は楽しみ方の選択肢が豊富にあるのです。

そして映画。さすが映画が生まれた国の首都だけあって、市内のあちらこちらで毎日一日中観ても観きれないくらい数多くの映画が上映されています。ハリウッドやフランスの大型新作映画を上映するシネコンから、個性的なラインナップが魅力の独立系アート館まで、映画館のスクリーン数はパリ市内だけでも350以上。
料金は日本のように均一ではなく、映画館によってさまざまです。だいたい6〜9ユーロ程度。また学生割引、午前中の初回割引などを実施している映画館も多くあります。UCG、MK2といったシネコンでは、観放題会員制度も実施。たとえばUGCの場合、毎月18ユーロで全国にあるUGCで何本でも映画を観ることができるのです。

パリで映画を味わえるのは、映画館だけではありません。国営のシネマテークでは、毎日5〜10本程度の映画が上映されています(観放題会員制度あり)。ポンピドーなどの文化施設でも頻繁に特集企画が組まれ、世界中の名作から掘り出し物の珍作(?)までさまざまな映画を味わえます。

パリで日本映画が観たくなったら、日本文化会館に行ってみましょう。図書館内にある視聴覚室では、本数こそ少ないものの、いくつかの日本映画がその場で観られます(無料・身分証明書要)。また、ここでは日本映画の上映企画も頻繁に行われており、現在は「OZU × 36 = L'integrale」として、現存する小津安二郎監督映画全作上映特集が開催中。フランスでフランス人と味わう日本映画。日本で観るのとはちょっと違った感覚で味わえます。

Allocine(映画情報サイト) www.allocine.fr
UGC www.ugc.fr
MK2 www.mk2.com
シネマテーク www.cinemathequefrancaise.com
ポンピドー www.cnac-gp.fr
日本文化会館 www.jpf.go.jp
2007年03月16日(金) written by きなこ from (フランス)

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