PageTopワーホリネット | ワーキングホリデーとは
200702201738

フランスで病気になったら

フランスの医療保険は社会保障の一環として一元管理されているAssurance maladieが基本的にカバーしますが、ワーキングホリデーなどの滞在では個別の保険を用意されることと思います。医療保険システムは他の先進国の例に漏れず、支出が多く厳しい状況にあり、財政再建のために患者にはむやみに薬の処方を求めない(特に抗生物質)とか、治療より予防の検診を広めたり、薬効の怪しい薬を保険対象からはずしたり、最近ではかかりつけ医師登録制度というのが行われています。medecin traitantと呼ばれるホームドクターを登録をするとその医師の診察では保険による払い戻し率が優遇されるのです。それ以外の医師では自己負担が多くなり、また専門医ではこのかかりつけ医師からの紹介状の有無によりまた自己負担が変わるというものです。

このかかりつけの医師というのは保険の面以外でも重要です。日本ではなにかと大きな総合病院が好まれがちでありますが、フランスでは個人の一般医が多く風邪などの診察、治療、処方のほかにコンサルタント的な面も持っています。患者をよく知る医師だからこそ細かい配慮も期待できますし、医師はほぼ完全予約制のためかかりつけの医師なら何かと急病でも都合をつけてくれます。入院施設を備えた総合病院はその救急病棟に飛び込むということでもなければ普段はかかわりがないでしょう。

このシステムでも産婦人科、歯科、眼科は例外です。1年ほどの滞在で産婦人科にはお世話になることはないでしょうが、一般医、歯科は必要になる前に確認しておいたほうがよいでしょう。日本では健康でもフランスに来てとんでもない風邪にやられるというのをよく聞きますし、歯の痛みはごまかしようがありませんので。眼鏡を使用している人は破損に注意。町の眼鏡屋はほんとうにただの眼鏡屋で度数を測定したりするのは眼科の領分であり、店では処方箋なしでは眼鏡を作れません。コンタクトレンズならメーカー、品名、度数など必要な情報さえあれば直接購入できます。
2007年02月20日(火) written by ichigo 『フランスで暮らす』 from (フランス)

Comment(0)


フランス関連の記事

この記事へのコメントは以下のフォームからどうぞ

お名前[必須入力]
E-Mail
ホームページ
コメント[必須入力]
5000文字まで
※記事の内容に沿わないコメントはお控えください。