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フランスの消費税

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日本の福祉年金財源確保に消費税増税もやむなしという話では、増税派が必ずといって引き合いだす世界の高消費税率の例にフランスが登場します。フランスでは付加価値税(TVA)という名前で最高19.6%の税が課せられます。しかしこれはすべてのものに一律ではありません。多くの物品、サービスの購入には19.6%が適用されますが、生活に密着した食品、出版、交通、鑑賞といったものには低い税率の5.5%となります。医療、健康保険適用の医薬品等はさらに低い税率も用意されています。

例外税率や税法上のおかしな現象もあります。2年以上居住している住居の改修にかかる費用は、家が持ち家であっても貸家であっても生活必需減税ということで5.5%が適用されます。一方、テイクアウトもできるレストラン、お惣菜の直売も兼ねた中華系食堂がそうですが、その場で食べるのと持ち帰るのとでは値段が違います。価格が二重表示されているのです。

店での価格表示は税込みがほとんどで、税他込価格を意味するTTCと書かれております。税抜き価格はHTと表記され小売店で見かけなくなりましたがレシートには本体価格と税部分が必ず併記されています。スーパーマーケットでは税率の異なる製品が混在するので内税が合理的です。

しかし、この頃のユーロ高に加えてこの高い税率はフランスを訪れる人には結構重いかと思います。フランスでは148ユーロの値札が付いている人気で品薄の任天堂DS Lite、19.6%の税が無ければ124ユーロほど。現在の為替レートでの円換算に5%の消費税を上乗せした価格は日本の相場と比較していかがでしょう。
2007年02月06日(火) written by ichigo 『フランスで暮らす』 from (フランス)

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