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200702021715

ニセ日本料理店をやっつけろ!?

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ヘルシー&美味ということで、いまフランスでは日本料理が大流行。
私の暮らすパリを例にとれば、オペラ座近くにある通称「日本人街」(写真参照)以外にも各界隈に一軒は「Restaurant Japonais(日本食レストラン)」の看板を目にすることができます。地方でも、大都市なら数点の日本料理店があるはず。しかし、たくさんの日本料理店があるからといって、必ずしも母国の美味しい料理を堪能できるとは限らない……。

「日本食は儲かる!」というわけで、なんでもパリにある日本料理店の80%は、中国など日本以外のアジア圏国出身者経営の「ニセジャポ」レストランだそう。友人1いわく「日本の地名がついた店名には気をつけろ」。友人2いわく「寿司と焼き鳥のセットメニューがあったら気をつけろ」とか。

*パリでは寿司以外にも焼き鳥が人気。フランス人は寿司と焼き鳥+白飯セットの定食を注文し、白飯にどっぷりと焼き鳥のタレをかけて食べています

フランス人にとっては、日本人経営の“ちゃんとした”日本料理店よりも低価格で、夜遅くまで営業している“ちゃんとしてない”日本料理店でも気持ちもお腹も満たされるかもしれません。でも我々“ちゃんとした”和食を知っている日本人は、せっかく入ったレストランで、パサパサした細長いご飯の上には初めて目にする淡水魚、出汁の利かないしょっぱい味噌汁を食すことになったら涙というもの。

そんな中、1月16日、JETRO(日本貿易振興機構)による「日本食レストラン奨励制度」が発表されました。

しかしこの制度、フランス人たちに認知されているの? フランス人にとって奨励マークなんて必要なの? と、何人かフランス人に訪ねたところ、100%皆「知らない」。けれど「良いことだ」との回答。
「レストランに奨励制度なんて意味がない。むしろ創作の自由に対する規制になりかねる」や、「あまりにひどいものを『日本料理』だなんて思われたくない。日本人がフランス人にレストランを紹介する際の目安にできる」など、賛否両論あると思いますが、もしこの制度を推奨するなら、日本人によって草の根的にフランス人たちに広めるしかない、かな?

そうそう、これから日本を発とうと考えているみなさん。日本にいる間に和食やお寿司を食べるときの箸使い&テーブルマナーを身につけておくことをお勧めします。フランスで美しく日本料理を堪能すれば、フランス人にジトーっと直視されること間違いなし! そこから恋や友情が生まれるかもしれません(フランスはどこもかしこも出会いの場)。
ちなみに何でも「Parce que(なぜなら)」と理由付けが大切なフランス人相手に、テーブルマナーや食べ方の説明ができるとなおgood。先日、フランス人の友人に日本そばはなぜ音をたててすするのか教えたところ、「味に対する追求」という意味で日本人を尊敬されました。


------- MEMO --------------

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「日本食レストラン奨励制度」とは
《フランスの一般消費者に対する「道しるべ」の提供》《日本食や日本食文化の認知度の向上、普及・浸透》などを目的としたこの制度。ホテルやレストランの格付けで有名なミシュラン同様、覆面調査員による採点の結果、一定の基準を満たしたレストランには箸と桜が描かれた奨励マーク(写真参照)が交付されるそう。今回は50店の日本料理店がこの奨励を受けました。

*審査内容および奨励を受けた各レストラン情報はこちらをご覧ください
http://www.cecj.fr/
2007年02月02日(金) written by きなこ from (フランス)

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