A.カナダのワーキングホリデー・プログラムでは、申請の前に、カナダの就職先から内定をもらってはいけないことになっています。
入国後の就職先は、Working in Canada/カナダ国内における就労のサイト(英語)で調べることができます。
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永住権について |
永住権について 4<個人移民−1>
※この記事は2007年8月現在のものです。現在は制度が変更になっていますので参考程度にご覧ください。
さて家族クラスから今度は個人クラスでのカナダ永住権申請の説明です。個人クラスは原則として他人に頼らず、自力でカナダでの経済力を維持する事を出来る事が条件です。以前に説明した点数査定の対象となります。個人クラスにはビジネスクラスと選抜労働者クラス(skilled worker)があります。カナダへの移民の最も多くはこの選抜労働者クラスによるものです。因みに次は家族によるスポンサー移民です。 選抜労働者クラスについて簡単に説明します。個人移民は経済移民とも呼ばれカナダの経済への貢献を期待されます。カナダ経済を維持、発展させる専門技術を有する人の移民を許可すると言うものです。又、専門技術を持っていればカナダで生活を始めるに際しても早く経済独立が達成できるという、思惑も含まれます。カナダで、或いは世界的に見て不足している職種の場合は高い点数を与え入りやすくしています。又、高学歴も経済独立力と相関関係があるとし高学歴ほど高点数がに与えられます。 ここでの専門職はいわゆる総合職は含まれません。あくまでも専門技術、知識が要求される分野に限ります。いわゆる事務、会計、受け付け等は総合職ですから対象外だと思ってください。言い方が悪いですが誰でも出来る、何処にでも居る、という見解です。仕事を見つける場合、競争力に欠けるという見方です。 選抜労働者で申請する場合まず、自分の専門から該当申請職種を限定しますが、カナダ移民局発行のGeneral Occupations Listを参照し、中から選びます。航空宇宙技術者から小売業売り子まで記載されていますが、点数に大きな開きが有ります。該当職種が見つかったら自分の仕事内容、経歴で資格があるかを調べます。ここが個人では苦しいかもしれません。 Human Resources Development Canadaから発行されているNational Occupational Classificationという資料を参照すると、それぞれの職種に関する定義付けが説明されています。必要な教育、職業訓練、学歴のレベル、資格の有無、その他です。又、仕事内容は仕事のタイトルで判断するのでは無く実際の内容で見てゆきます。又、自分の仕事の一部にその様な業務が含まれているだけではなく、仕事の中心が概当しなくてはなりません。該当職種に於いて申請する為には経験が最低1年ある事が条件です。 もし、自分の専門職がこの表に載っていない場合でもカナダ人雇用主が雇用の意図を示し、仕事のオファーをカナダ雇用センターが認めれば申請する事が出来ます。このプロセスはemployment validationと呼び労働ビザの所でも説明しました。この場合、点数査定上の項目の一つ、カナダでの雇用先(arranged employment)という項、及び職(occupation)の項で満点の点数が与えら(合計20点)、合格するチャンスが大きくなります。 点数査定のその他の項目に関しての説明は弊社ホームページを参照下さい。 TACNAR CONSULTING LTDのページはここからどうぞ。 外国で資格を持っていてもカナダでは認められない職種には、弁護士、医者、看護婦、会計士等が挙げられます。この様な職種の場合はカナダで再度国家試験を受け免許を取らなければなりません。 |
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